なんもないとさみしいのでかくぜ

作:suさん



「あーもう超むかつくっ!!」
   
「あら.まぁ帰るなりどうしたの?」

「暑いし!!疲れたし・・・学校で叩かれたのっ!!」
 ちょっとパンツをずらしてお尻をみせてみる.まだあとがのこってる

「へー.誰に?.先生?.あんたなに悪さしたの?」
   笑い顔で台所にもどろうとする母.娘が心配じゃないのか!

「わたしなんにもしてないよっ!!水泳部の部長がキレて一年全員が・・」
   と.いってたところで弟が二階からおりてきた.汗臭い.こっちくんな

「藍子おそいぞ.まってたぞ.はらぺこぺっこりだぞだぞー」
   ウザー.むかつく.そういわれるとお腹がすいた.カレーだ.食事を
 しながら母に話しの続きを話し始めた・・・

「・・・で一列に並ばされて.お尻突き出せって言われて.んでお尻を棒で
 ビッシバッシと叩くの!!何十回も!ひどいなんてもんじゃないよ!血がに
じんでたし.お尻.みんな泣いてたよっ!!」

   食事中になんて話するのとたしなめられながらも私はまくしたてた
 母が怒って学校に抗議して問題になれば部長も困ることになるだろう

「藍子.いま言ったことは本当?あんたはまじめに練習してたのね?」
   急に怖い顔になると母は携帯を手にすると誰かと話はじめた・・

「・・・うんそれで悪いけど.そう悠香ちゃんにかわってくれる?」
   !gk!#JーTH!!ー聞き耳を立ててた私は心臓が止まるほど驚いた

「きたねぇぞー藍子.カレー吹くなよぉー(*^^)vあはははは」
   弟うざ.げほっ.床をティッシュで拭き顔をあげると母が立っていた

「藍子.悠香ちゃんに聞いたわよ!」

「な.なんでお母さんが部長のこと知ってるの・・・」

「悠香ちゃんのお母さんと母さん友達だもん.うちの子が水泳部入るか
らよろしくっていっといたのよ」

「それよりなんであんな嘘ついたの!!素直に白状しないと許さないよっ」
 
「だってお母さん!!部長ひどいんだよ.私だけプールサイド走らされたり草
 むしりさせられたり.お尻叩かれたり.いじめだよ!」

「カエルを人の水着に入れたり.くすぐったり.毛虫を投げつけたりと問題
 のある行動が多くて困るって悠香ちゃんいってたよ.きょうも何回注意し
 ても友達とふざけてるからお尻を三回叩いたって.あんたが悪いことした
からお仕置きされたんでしょ!」

「・・・・・・^^;」

「とにかく食事をすませましょ」

「・・・はい」

「お仕置きはお父さんにしてもらおうかね」

「えええっ!!」

                               おしまい