まほーのランプ上(スパなし)
おや?お客さんですかな・・
これは珍しい・・どうぞごゆっくり・・
ほほう、このランプに興味がありますか・・
お眼が高い・・
これには色々とおもしろい話がありましてね
この日記にそれがつづられているのですが・・
お聞きになりますか?
そうですか・・では
時は20XX年・・
俺の名前は山口 カケル
とりあえず14歳
なんでこんな日記を書こうとしたかっていうと
親父が面白いもんをもってきたからだ
それがなんと魔法のランプ・・100万円
久々に母さんがきれてたな・・
で・・そのランプ、ふざけ半分でこすってみたわけさ
アラジンみたいにな・・
そしたら
「お呼びでしょうかマスター」
ランプの中からかわいい女性が現れた
「・・どちら様ですか?」
「私はランプの精でございます・・」
やっぱり・・だいたい予想はついていた
夢だろうか?
「夢ではありませんよ」
読まれてるし・・
「何のようですか?」
「あなたの願いを1つ叶えてあげましょう」
1つ?ふつう3つじゃ・・
「私はジーニーではありませんので」
・・そうすか
「で、お願いはなんですか?」
俺の・・願い・・・
それは・・・
お尻・・ぺん・・ぺん・・されたい
昔からの夢だった・・
変体かもしれないと悩んだりもしている
だけどそれが憧れなのだ
「もう少し・・考えさせてください」
「はい、いつでももどうぞ・・マスター」
「・・マスターっての・・何とかなりませんか?」
「なりません」
即答かよ!
「・・じゃあ・・あなたの名前は?」
「名前・・ありま・・せんねぇ・・」
「じゃあ何かニックネームをつけましょうよ
自分もマスターをニックネームと考えますので」
「・・はあ」
「何がいいですか?」
「・・・・・・」
「すみません、いきなり言われても無理ですよね」
「じゃあ・・ルナと・・」
なぜ?まあ良いか・・良い名前じゃん
「ルナさん・・ですね」
「はい・・マスター」
どうやらランプの精と一緒に暮らすことになったらしい・・
ルナさんについて色々分かってきた
1、基本的にランプの中にいる
2、食事はしない
3、主人である俺以外には姿を見せない
4、年齢聞いたら怒られた・・多分数百歳
そして・・
結構かわいい・・俺のタイプな女性である
つい彼女をみつめてしまう
「マスター?」
やべっ!
「ちゃんと勉強してください」
「え・・あ、はい」
そうそう、ここは学校だった・・
どうやら今のルナさんはみんなには見えてないらしい
デ○ノートみたいだな・・
キーンコーンカーンコーン
チャイムが教室にこだました
やっと退屈な先生の授業が終わった
「なあカケル・・お前さ・・」
友人にはなしかけられた
「ん?」
「さっきから独り言言ってたぞ」
「いっ・・あ・・気をつける」
声が裏返ったぁ・・やっばい
「ああ・・気をつけろよ」
なんとか助かったっぽい
ルナさんといると何かと気をつかうな・・
・・ルナさん・・俺の・・願い・・
さて・・今日はここまでとしましょう
続きはまた次の機会に・・
ぜひまたおこしください・・